2025年F1日本グランプリで更に盛り上がる「F1」

1950年から欧州中心に世界中で行開催されているカーレース、F1。今年はF1日本グランプリで角田裕毅選手が出場したため、国内で認知度がグッと高まりました。惜しくも12位で敗退したものの、F1のとりこになった新しいファンも多いはずです。

これを機会にF1の世界をもっと覗いてみようという方のために日本グランプリを振り返りつつ、F1についての情報をまとめています。

鈴鹿がアツく盛り上がった2025年F1日本GP

まずは盛大な盛り上がりを見せた今年のF1日本グランプリ。その背景から振り返ってみましょう。

F1日本グランプリは4月4日から三重県鈴鹿市にある鈴鹿サーキットで開幕し、6日の決勝で3日間にわたるアツい戦いが終わりました。

鈴鹿人気

日本期待の角田裕毅選手は「レッドブル」移籍後初めての決勝となり、鈴鹿サーキットには大勢のファンが訪れました。

鈴鹿サーキットの運営会社によると、日本GP開催地が鈴鹿サーキットである2009年以降では、過去最多となる26万6000人が3日間で来場しました。

また開催が4月始めということもあり、エイプリルフールにちなんでメインスポンサーと共にStake.comが和牛モチーフのカラーリングマシンを公開したりして、色々な工夫がされたグランプリとなりました。

レッドブルのマシン

角田裕毅選手は日本らしさに溢れた1965年のホンダのマシンをモチーフにしたレッドブルのマシンを走らせました。

このマシンのモチーフは、ホンダF1初優勝の60周年を祝して初優勝した車体「RA272」となっています。日の丸の赤と白を基調に特別塗装されたマシンです。

レッドブルはホンダからエンジンなどの技術協力を受けています。

角田裕毅選手着用のヘルメット

角田選手着用ヘルメットはF1の公式アンバサダーを務める歌舞伎俳優・市川團十郎さんがデザインを監修しました。

もちろんこのヘルメットも日本GP特別仕様になっています。

デザインには隈取くまどりや仁王襷におうだすきが使われ、後頭部に描かれたカーナンバーは市川團十郎さんの直筆というこだわりようです。

2025年F1日本グランプリの結果

4月6日に鈴鹿サーキットで行われたF1第3戦日本GPの決勝の結果をみてみましょう。ポール・トゥ・ウインはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。2位はランド・ノリス(マクラーレン)、3位はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)です。

角田裕毅(レッドブル)はスタート時から2位上げて12位という成績でレースを終えました。

順位 No. ドライバー チーム名 タイム/ギャップ ラップ
1 1 M.フェルスタッペン レッドブル 1h22’06.983 53
2 4 L.ノリス マクラーレン 0’01.423 53
3 81 O.ピアストリ マクラーレン 0’02.129 53
4 16 C.ルクレール フェラーリ 0’16.097 53
5 63 G.ラッセル メルセデス 0’17.362 53
6 12 A.アントネッリ メルセデス 0’18.671 53
7 44 L.ハミルトン フェラーリ 0’29.182 53
8 6 I.ハジャー レーシングブルズ 0’37.134 53
9 23 A.アルボン ウイリアムズ 0’40.367 53
10 87 O.ベアマン ハース 0’54.529 53
11 14 F.アロンソ アストンマーティン 0’57.333 53
12 22 角田裕毅 レッドブル 0’58.401 53
13 10 P.ガスリー アルピーヌ 1’02.122 53
14 55 C.サインツ ウイリアムズ 1’14.129 53
15 7 J.ドゥーハン アルピーヌ 1’21.314 53
16 27 N.ヒュルケンベルグ キック・ザウバー 1’21.957 53
17 30 L.ローソン レーシングブルズ 1’22.734 53
18 31 E.オコン ハース 1’23.438 53
19 5 G.ボルトレート キック・ザウバー 1’23.897 53
20 18 L.ストロール アストンマーティン 1Lap 52

2025年F1今後の日程

F1は日本グランプリだけではありません。2025年は3月14日のオーストラリア・メルボルンをシーズン開幕戦とし、閉幕は12月5〜7日に行われるアブダビGPとなります。全24戦。

日本グランプリ後は同月に開催地はバーレーン、サウジアラビアへ移動し、5月にマイアミを経てからは秋までヨーロッパの都市での開催になります。その後秋口からはハロウィーン、感謝祭時期を含めて南米大陸に上陸。最後に中近東で閉幕の予定です。

ラウンド 日程 開催地
1 3月14〜16日 オーストラリア(メルボルン)
2 3月21〜23日 中国(上海)
3 4月4〜6日 日本(鈴鹿)
4 4月11〜13日 バーレーン(サクヒール)
5 4月18〜20日 サウジアラビア(ジェッダ)
6 5月2〜4日 マイアミ(マイアミ)
7 5月16〜18日 エミリア・ロマーニャ(イモラ)
8 5月23〜25日 モナコ(モナコ)
9 5月30〜6月1日 スペイン(バルセロナ)
10 6月13〜15日 カナダ(モントリオール)
11 6月27〜29日 オーストリア(シュピールベルク)
12 7月4〜6日 イギリス(シルバーストン)
13 7月25〜27日 ベルギー(スパ・フランコルシャン)
14 8月1〜3日 ハンガリー(ブタペスト)
15 8月29〜31日 オランダ(ザントフォールト)
16 9月5〜7日 イタリア(モンツァ)
17 9月19〜21日 アゼルバイジャン(バクー)
18 10月3〜5日 シンガポール(シンガポール)
19 10月17〜19日 アメリカ(オースティン)
20 10月24〜26日 メキシコ(メキシコシティ)
21 11月7〜9日 ブラジル(サンパウロ)
22 11月20〜22日 アメリカ(ラスベガス)
23 11月28〜30日 カタール(ロサイル)
24 12月5〜7日 アブダビ(ヤス・マリーナ)

まとめ

大きな盛り上がりを見せた2025年F1日本グランプリ。来年もStake.comの和牛モチーフマシンやホンダF1初優勝記念マシンのような話題になるユニークなマシンが見られるでしょうか。

次のバーレーングランプリでは日本GPの優勝者M.フェルスタッペン選手はまた表彰台に上がることができるでしょうか?また次のグランプリでの角田裕毅選手の活躍が待ち遠しいですね。

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